METAMORPH

極寒の天気予報を眺めながら
てみんの呼び名はもうエルサだよ となったけど
どんなに極寒でもコンサート観に来て良かったな としみじみなりますた
(以下一部内容に触れまする)

音楽の中で音楽そのものを表すものとなる姿
観る者を惹き込む力の強さは相変わらず
コンサートタイトルの変身 というか深化 より深まったという印象

白の印象のDOORを赤い衣装でやっていたのはどきりとしたけれど
(ひび割れたガラス 破るんだろうな と思いながら映像を見ていたらやはり)
その次のGuiltyで なかなかに心にずしりと来る曲の重みを感じていたら
次のMoveでエンタメに引き戻された感じ
本当にあわいの人だなと アートとエンタメの

何でこの人はいつもこんなに一所懸命なんだろうと
お年寄りゆえセンティメントがましましなんだろうけど
最後の方のセクションでは目から水分が溢れますた

空へと向かうイカロスの姿
飛翔を思いもつかない人間はただ地面から見上げるのみなのだけど
ステージで直に目にすることのできる時間がこのように戻ってきたのだと
その有り難さを噛み締めておりますた
(そこにいることが望みなら そこではいつも幸せを感じていて欲しいと願いながら)