だったらトリュフォー…とかぶつぶつ言いながら折れて
観に行ったブライアン・ウィルソンのドキュメンタリー
結果的にはとーーーーても良くて ほんとに観に行ってよかった
映画『ブライアン・ウィルソン／約束の旅路』70秒予告編
ビーチ・ボーイズの三兄弟があんなに仲良しで支え合ってたとは知らなかったし
極度に高圧的な父親との確執も
妄想型統合失調症を患い 悪徳精神科医に薬漬けにされ支配されたこと
自分より先に逝ってしまった弟達
それでもずっと音楽を愛し創り続け コンサートを喜びとして８０の今もツアーを行っていること
極度なインタビュー嫌いながら
何十年も親しくしているローリング・ストーンズ誌の記者である友人には語ることをする彼
君の話し方は落ち着いていて脅かされることがないからと
助けが要るときは呼んで欲しいという友人に 君もね と返す彼
友人と彼が乗った車が弟の家の前に止まり 外に出ようとする友人に自分は車に残るという彼
喪うことは誰にでもあることだとしても 人により関係性により悲しみの形や大きさは異なる
彼の行為は全く特異には感じられず ただ今も残る喪失の深さ故だろうと
『ブライアン・ウィルソン／約束の旅路』ブレント・ウィルソン監督 多くの苦しみと悲しみを抱え、それでもなお生き続ける天才アーティストの姿を見て欲しい【Director’s Interview Vol.231】
彼を愛する何人かのミュージシャン達の言葉も印象深かった
エルトンは喋る内容も喋り声も深いし ブルースは言葉が的確で素敵なひと
