BAKUMAN

原作読んだことなくて。漫画家志望の二人の少年が…というある意味ありがちな物語がこの先どうなっていくんだろう?と観ながら思っていたら。
展開としては定石かもだけど。役者さんの力で固有性のあるものになってたかと。

染谷君は凄い子だなーと。他のどこにもいない人になってた。
佐藤健君を苦労人顔だなーと思いながら見てて。この物語の中でまさに苦労人だった彼。その想いに観る人を寄り添わせてたのは彼の力ですな。
神木君は受けとして秀逸だったと。つるんとして綺麗な顔にてみんを思い浮かべてしまった(中身は星飛雄馬の)。喋り方はかーるくて思い出したのがスガシカオ…笑
山田君はやっぱ凄いなと。物語で一番好きだったのは彼の編集者。すっごい誠実な人物で。彼の話す言葉には心動かされるものが。

漫画描くシーンのあれってプロジェクション・マッピングだったのね〜なんと。
対決シーンのCGとか。斬新な映像処理は躍動感あって楽しかった。

作品はまさに血と汗と涙の結晶なのだなと改めて。
兎に角作り手への愛が全編めっちゃ熱く溢れてて。
サカナクション / 新宝島
エンドロールで流れるこの曲聴いてるうちに何か涙出た。