河よりも長くゆるやかに/水鏡綺譚

リスの頬袋のように溜め込んでいた本・マンガ等を整理して処分し始めた(&読み返した)のでめもめも。

河よりも長くゆるやかに吉田秋生
ずしっと重りもありつつとてもクールで飄々とした軽さやあったかみもあって人物造形の彫りが深くて印象的。
主人公の川を眺めながらの余韻を残す台詞含めやはり傑作。
夢見る頃をすぎても吉田秋生
なぜか幼少の頃から別コミを買い与えられてたのでデビュー作から読んでたけど最初は萩尾望都の影響が明らかで(特に心象風景を描いた絵)。
まあ誰しも逃れ得ないのだなという感じだったけどこれは初期の作品なのであちこちに痕跡が(話や人物は全く異なるのだけど)。
人物造形や心象描写は当時からさり気なく奥深くて印象的。
海街diary吉田秋生)(結局全巻揃ってないが)
久し振りに読み返したら冒頭であーラヴァーズ・キスの朋章君が出てくるんだったね〜〜となった(ラヴァーズ・キス 話も舞台もめちゃくちゃすき(鷺沢君の眼差しよ)。
第一巻の話の進みっぷりがダイナミックでびっくりするけど登場人物達がぐっと引っ張ってく力の強さはやっぱ傑作。

吉田秋生読み返してるとカリフォルニア物語が大好きだった中学時代の友人を思い出す。
彼女は日本語教師になってアメリカの盲学校で知り合ったかつては客船に乗っていたという随分年上のイギリス人のシェフと結婚して彼が職を得たハワイに移住した。
今や音信不通になってるけど変わらず逞しく元気に過ごしてますように。
彼女と一緒にNZに行って夜に湖の畔で一緒にブランコ漕ぎながら喋った時間を思い出す(Hall&Oatesが流れてた)。

バツイチ30ans小池田マヤ
傑作だという評判を聞いて購入したのだが読み返してやっぱ4コマでこれが描けるのは凄い力量だなと。個と孤と彷徨と肯定の力。

テケテケ★ランデブージョージ朝倉
最終巻の最後の方が未読だったという事実が判明し白目に。しかし登場人物が皆色々突っ走りまくってて面白すぎ。ジョージ朝倉はやはり天才。

水鏡綺譚近藤ようこ
あやかしがそこかしこにいるお伽話。読み返したらやはり物語(と主人公のふたり)が好きすぎて処分できねー。取っておくことに。

高校時代近藤先生と一緒に漫研を立ち上げたという高橋留美子先生が帯の文を書いておられるのだけど。
子どもの頃三年程住んでた熊本の家の隣家のおばさんの姪御さんがなんと留美子先生で。ちっちゃい頃から絵を描くのが大好きでとっても上手かったらしい。(てそりゃそうじゃろな〜!ていう)

近藤先生の五色の舟どえらい傑作らしいので読んでみようかな。(いや多分絶対読む)


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噴水やってる〜(綺麗)