The Fabelmans

映画『フェイブルマンズ』本予告/2023年3月3日(金)全国公開
監督デビューまでの険しい道程と成功の物語…とかではなくて
思春期を中心に このようにして幼少の頃から段々と人としての形を成していった…て過程が描かれた感じ

主人公もとてもよかったんだが
ミシェル・ウィリアムズすげーーー
今迄すごい強く印象に残った忘れ難い妻といえば
「こわれゆく女」のジーナ・ローランズ
めぐりあう時間たち」のジュリアン・ムーア姐だったんだが
それに加わった感

コラムかなんかで監督の背景を読んで知ってたこともあったのだけど(父が大変デキる技術者だったとか)(最後のとこはあの監督だ〜てなった)
こうやって鮮やかな物語を目の前にすると 文字とは比べ物にならない実感が(本人制作なので当たり前やけど)
勿論色々はあったけど父も母も(父の親友も)大変愛情深い人達でらっきやよね 生育環境としてはとても
転校先での人種差別は謂れ無さ過ぎたが(自分と異なる属性の他者を攻撃することでしか保てない自我とわ)

あと母親の叔父さんが語るとこももんすごかったし(ちょう引き込まれた)
スポーツエリートっぽい同級生の予想外の複雑さにも驚かされた(美神としての表面が捉えられることの痛みとは)

しかしやっぱあの母じゃな
まさに色んな意味での監督の生みの親であった
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溢れ返る感情の切実さと それに誠実であろうとする姿は心に来るものが