Summer of Soul

サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)特別映像<Halem Then And Now>クエストラブ監督コメント付き!
平日朝早くかつ雨、なら空いてるか…と劇場へ。
ビクつきながらも見に行った甲斐がまじあり過ぎた…実にパワフルで印象深い作品ですた。

50年もの間放置されてた1969年夏のフェスティバルの映像。
レジェンド達のパフォはカッコ良すぎるし絶望の中で音楽のもたらす力に打たれたし。(キング牧師追悼の激唱…涙)

生を脅かされる中でも立ち上がり生き延びる信仰の力の強さと
それがない者にとっての神とは…てのも考えさせられたけど
「神の呼び名は何でもいい(アラーでも仏陀でも)」と…なら自らの信じる何か…か

印象に残ったエピソードの一つはスティービー。
19才にして岐路に立ってたと。
あれも言うなこれも言うなと言われる生活。
昔の曲をずっとやり続けるかそれとも…で彼は新たに切り拓く道を選んだという。
そして自らの思いを言葉にするように。
その音楽する人としての意思の強さに感銘。
(パフォ見てるとほんとに伸びやかで天才を感じる)

あとスライの若々しく本当に何にも囚われない様子が余りにもフレッシュで印象に残ったなあ。理想をただただ見つめる瞳。そりゃ皆影響受けるよね…ていう。
(音楽的にもほんとに無意識のうちにノってしまうし)

映画見る前は季節の変わり目のお陰様かうーん…て感じだったんだけど(心身とも)
見終わったら力もろてかなり回復(実話)
やはり音楽はたましーのご飯…と最近改めてしみじみ感じてたのだけど
その思いをより強くした作品でありました。

余りに貴重なフィルムをもとに
初挑戦ながら一つの力に満ちた作品に見事に仕上げてみせた監督には敬意を表したい…ありがとん。