Walk On Memories

余韻よいん…音とかリズムとか表情とか感情とか。
銀テは持って帰ってもなくしちゃうので取らないようにしてるのだけど。
昨日はくるんくるん肩や足元に丸まったので友人達のために持ち帰って後で分けました。

陽気な曲ではあどけないぐらいの無邪気な笑顔と思えば。
シリアスな曲ではあっという間に曲の奥深くに入り込んでる。(びっくりして見入ってしまう)
普通の青年なんだけど普通の青年ではない…舞台の上では。

そういう意味では子犬達みんな魔法の杖を持ってて。
素敵な舞台という魔法の国に連れてってくれる。(魔法も天晴に上達しているしね)
楽し過ぎると終わるのがとても惜しくてさみしく感じてしまうけど。

ファンタジーを生きたら現実世界に戻るのがお約束。なのだけど。
戻ってきた自分は行く前の自分とちょっと違って。
いつでも奥の方から取り出せるきらきらの粉を握ってる。
その粉の美しさが力なのだと思う。

うさぎ国王が自分にとって大切な曲だと。
その曲を作った彼は一人の時はアプローチが違って。
地に足の着いたインティメイトな空間も宇宙に飛ぶぐらいエネルギーが爆発する空間も両方作れる稀有なひとで。

銀テは紛失してしまうけど。思わずぎゅっと握りしめた粉なら軽く三十年はもってるから。
その美しい粉も時折手の平に広げてゆっくり眺めることができる。(そして歌は歌い継がれるし)